不動産競売物件戦略|注目競売物件情報

  • 不動産競売物件戦略
  • 注目競売物件情報
  • 2011.4.26

不動産競売|注目物件|東京地裁5月26日開札 神保町、下北沢の区分建物バルク競売

東京地方裁判所本庁、入札期間:平成23年5月12日〜平成23年5月19日、開札期日:平成23年5月26日の注目物件情報です。

今回は、区分所有建物のバルク不動産競売(区分建物がまとめて競売になる)物件に注目してみました。


物件名:小林ビル2号館
事件番号:平成21年(ケ)第3301号
売却基準価額:51,280,000円
買受申出保証額:10,256,000円
交通:東京メトロ半蔵門線 「神保町駅」徒歩約7分
建物種別:区分建物のバルク競売(実質的に一棟物)


総戸数:6戸(事務所/居宅)
土地:51平米
築年:昭和63年11月築(登記簿)
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階付5階建 5階:居宅(1K)

裁判所が公開している事件記録によると、この競売物件の建物は区分所有ですが一棟全部を所有者がまとめて持っている建物とのことです。

私たちに不動産競売物件についてお電話でお問い合わせいただく方は、ほぼ皆さん同じ質問をなさいます。

「ところで、いくらくらいで落札されるものでしょうか?」

競売物件の場合、時に思いもよらない(高額な)価格で入札する方もいらっしゃいます。債権者(競売申立人)や、債務者(競売を執行されてしまった人)の関係者が第三者に落札されない(所有権を取られない)ような価格で落札する場合もあります。ただし、この物件については、土地が広くないのに加えて5階部で不自然死があったことが推測される事件ですので、それほど落札価格が高騰しないと想定するのが一般的でしょう。



同じ東京地裁本庁5月26日開札物件では、平成20年築の高額な区分建物のバルク不動産競売もあります。

物件名:イクス下北沢
事件番号:平成22年(ケ)第1688号
売却基準価額:564,230,000円
買受申出保証額:112,846,000円
交通:小田急小田原線「世田谷代田」駅 徒歩約5分
   京王井の頭線&小田急小田原線「下北沢」駅 徒歩約8分
建物種別:区分マンションのバルク競売


このような築浅の区分建物(マンション)のバルク不動産競売は、たびたび不動産競売市場に登場しています。今後も千葉地裁松戸支部で、この物件と同規模で最寄駅から徒歩7分圏内にある区分マンションのバルク不動産競売が数ヵ月後に登場予定です。

築浅マンションのバルク競売の特徴としては、売却基準価格が高額です。したがって、入札するための買受申出保証額も億単位になることも多いです。基本的に現金で保証金を納付(準備)できる法人や投資家であることが、入札するための前提となります。

この下北沢のバルク不動産競売については、収益(利回り)換算でシミュレーションすると売却基準価格より極端に高い価格にはならないと想定できます。しかし、物件所在地が人気の下北沢ですので、「築浅&下北沢」ということで、思わぬ高額な落札価格にもなり得ます。