不動産競売物件戦略|注目競売物件情報

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  • 2011.4.12

不動産競売|注目物件|横浜地裁4月27日開札 横浜鴨居ホテル一棟

横浜地方裁判所本庁、入札期間:平成23年4月13日〜平成23年4月20日、開札期日:平成23年4月27日の注目物件情報です。


横浜地裁本庁4月27日開札分です。今回、比較的良質と思われるビジネスホテル競売に注目しています。ショッピングモール等に至便な場所にあることから、それなりに知られたホテルではないでしょうか。


事件番号:平成22年(ケ)第1079号
売却基準価格:220,860,000円
買受申出保証額:44,172,000円
交通:JR横浜線「鴨居駅」徒歩約2分

このビジネスホテル競売では、隣地に越境している対価分を隣地所有者に支払っていない旨の記録があります。隣地所有者としては、本件所有者の債務、すなわち越境の対価未払い分(事件記録作成時点:約240万円)と毎月の越境料(7,000円)を、落札者において引き継いで支払って欲しいようです。本件については、落札者の交渉次第では、スムーズに解決する場合もありますが、争いに発展する可能性もあります。

ビジネスホテルが不動産競売になった例としては、約一年前に浜松町と大森にある、やはり地元ではそれなりに知られたビジネスホテルがありました。
最終的には、それぞれ20億円を超える金額で落札されました。


【具体例】
大森駅から徒歩7分圏内の某ビジネスホテル
売却基準価格:1,677,470,000円 → 落札価格2,400,000,000円


差し押さえになったからといって、外観上は通常と同様に営業されている場合が大半ですから、宿泊客の皆さんが何か特別意識することはないに等しいです。

こうしたビジネスホテルが、任意売却が成立せずに、インターネット(BIT)上で世間に競売の事実が告知されるということは、いかに経済状況が良くないかを示していると思いますが、通常では取得できないような不動産が、裁判所による一般競争入札という(比較的)オープンな競売市場で取引されて再生されていくことは良いことだと思います。

これまで大きな資産を持っていた人がさまざまな理由で資産を失い、これまで地道に資産を得る準備を進めてきた人が一棟物不動産(大きな資産)を得るという逆転現象が、ますます顕著な時代になっていくかもしれません。