不動産投資戦略|不動産投資コラム

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  • 2014.1.30

2014年スタート 数億円の利益がついた売りモード満載

2013年後半より、不動産を安く購入できない市況になっています。

高額で購入する投資家が出てきたため、取引事例が不動産価格の高騰に貢献しているのが原因でしょう。事実、私たちが不動産所有者様より売却を依頼いただいている東京都内の不動産については、残債務を返済して、なお数億円の利益がついてしまうオファーが舞い込みつつあります。それでも、各不動産のオーナー様からは、「もう少し高額なオファーが入るかもしれないので、待ちましょう」と依頼を受けているのが現状です。

このような市況は、東京オリンピックの開催決定だけが要因ではありません。行き場のない巨大マネーが、日本列島内の不動産、特に東京を徘徊しているように思われます。海外マネーを含めた不動産ファンドバブルが到来しているかもしれません。

その一方で、高値で決して新しいとは言えない一棟賃貸マンションや一棟アパート(レジもの)を購入した個人投資家は、空室率の増加と、家賃相場の大幅な値崩れで相当苦しんでいらっしゃるようです。特に、3DKや3LDKなどのファミリータイプの投資物件を購入した方は、入居者が分譲マンションや一戸建を購入して退出することが多く、空室率がアップしている傾向が見られます。これは住宅ローンの金利がゼロパーセント台ですから仕方のないことでしょう。

私たちは、リーマンショックの直後や、このような超売り手市場の直前など、ぎりぎりのタイミングで、不動産を購入することができていますが、明らかな売り手市場の間は、いずれ到来するバブル崩壊に備えて、市場の動向を見定めることにしています。不動産を購入することが目的ではなく、不動産事業を経営することが目的であるからです。不動産を購入したことで苦しむのであれば、本末転倒になります。今年2014年は、特に市況の動向を慎重に見極める必要がありそうです。