第七回|任意売却で購入するか、入札で勝負するか見極める
BITで公告され、購入を考えていた一棟物競売物件情報が市場に知れ渡る頃には、任意売却で購入するか、入札で勝負するか見極める必要があります。この頃には、債務者や債権者が納得するような任意売却の条件が整うかどうか、おおよそ察しがつきます。また、場合によっては複数の債権者が競売を取り下げ、任意売却で購入できる可能性のある投資家はほぼ絞られているものです。

BITで公告され、購入を考えていた一棟物競売物件情報が市場に知れ渡る頃には、任意売却で購入するか、入札で勝負するか見極める必要があります。この頃には、債務者や債権者が納得するような任意売却の条件が整うかどうか、おおよそ察しがつきます。また、場合によっては複数の債権者が競売を取り下げ、任意売却で購入できる可能性のある投資家はほぼ絞られているものです。
一棟物の良質な競売物件は、必ずといって良いほど競合となる投資家が存在します。同じ金融機関の同じ支店へは、数件の購入希望の打診があるものです。激しい競争の中、金融機関にこちらを優先的に検討してもらうためのポイントをまとめてみました。
私たちが懇意にしている金融機関の担当者であれば、競売物件といっても融資相談に難色を示すということはまずありません。ところが、そのような金融機関との付き合いがない場合や金融機関担当者が競売物件に不慣れな場合は、落札できるかわからない競売物件について、時間を割いてまで融資を検討してくれるのでしょうか。
不動産競売物件は、年々物件の質も向上しています。魅力的な一棟物であれば、多くの方が任意売却で購入したいと思うでしょう。しかし、競売申立をした債権者は費用と手間を費やしていることから、簡単に競売を取り下げてはくれません。多くの投資家との競争の上、債権者に取り下げてもらい、任意売却で購入するためにはどのようにすればよいでしょうか。
競売物件を特定できた後は、競売を執行された債務者(所有者)がどのような人(法人)であるかを調べます。同様に、借金の額(債権額)や債権者を調べます。債権者が複数いる場合は、任意売却交渉が難航しがちです。最近では、固定資産税や法人税の滞納による差押がさらに執行されている場合があります。では、このような複雑な債権債務関係をどのようにひも解いて分析すればよいのでしょうか。
「配当要求の終期等の公告」から得られた競売物件情報は、BITで閲覧できる三点セットのうち、物件目録程度です。地番は住居表示とは異なる場合もあり、グーグルマップなどで物件を特定できません。では、どのように競売物件を特定すればよいのでしょうか。
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